歯垢と歯石の違い3>
こんにちは 歯科衛生士の寺戸です。
歯科医院、歯磨き剤のCMなどでよく耳にする『歯垢(しこう)』『歯石(しせき)』という2つの言葉。どちらも歯の汚れが溜まったものというイメージかと思いますが、詳しい違いについて分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、歯垢と歯石について説明していきます!
《歯垢とは》
◾歯に付いた食べかすなどに細菌が付着し増殖した細菌の塊
◾食後およそ4~8時間ほどで作られ、白色または黄白色のネバネバしたもので「プラーク」とも呼ばれます
◾歯垢が付いたままになっていると、虫歯や歯周病を引き起こす原因となります
◾歯垢は、歯にへばりついているため口をすすぐだけでは取れません、丁寧に歯磨きをして落とさなくてはなりません
《歯石とは》
◾歯の表面に付いたままになった歯垢に唾液中のカルシウムやリンなどのミネラルが結び付き石のように固くなったもの
◾およそ2日ほどで歯垢は、歯石に変わります
◾歯石の表面はザラザラしているため、その上にさらに歯垢が付きやすく歯周病が進行する原因となります
◾歯石になると歯ブラシでは取り除くことができず、歯科医院でスケーラ-と呼ばれる器具を使って取り除いてもらう必要があります
歯垢が残ったままにならないために正しい歯の磨き方を身に付けること、またメンテナンスで定期的に歯石取りをすることが大切です🦷✨
歯の健康を保つためにも、それぞれの違いについて是非知っておいてください😊
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